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公開 更新 DX・サイネージ

サイネージの中身が、翌月には止まる理由

デジタルサイネージでいちばん多い「失敗」は、故障ではありません。表示内容が半年前のままという状態です。画面はきれいに映っていて、中身だけが止まっています。

止まるのは、だいたい3か月目

設置した月は、皆が面白がって更新します。翌月も、まだ勢いがあります。3か月目あたりで、担当の方の本来の業務が戻ってきます。

そこで誰の仕事でもなくなると、止まります。悪意も怠慢もなく、優先順位の問題です。

「作る人」と「差し替える人」は別の仕事

中身を考えて絵を作る作業と、それを画面に載せる作業は、必要な技能が違います。片方だけ決めても回りません。

社内で持つ場合は、両方を別々に決めてください。1人に両方を任せると、その人が異動した時点で止まります。

卓上カレンダーの月初に印を付ける手と、サイネージの画面の一覧

更新のきっかけを、カレンダーに固定する

「気づいたら変える」は続きません。月初に1回、季節ごとに1回、というように日付で決めると残ります。

内容も、毎回ゼロから作らずに済む型を先に作っておきます。差し替えるのは日付と写真だけ、という状態にできれば、作業は数分です。

続けるための、1か月の回し方

  • 月末 — 翌月の予定(行事、休業日、キャンペーン)を集める
  • 月初 — 型に当てはめて、差し替える画面を作る
  • 差し替えの日 — 画面に載せて、実際に映っているかを現地か写真で確かめる
  • 月の途中 — 急なお知らせは、あらかじめ空けておいた枠に入れる

ポイントは、急ぎの差し替え用の枠を最初から作っておくことです。全部の画面を毎回作り直す作りにすると、急なお知らせのたびに手が止まります。

季節の行事や年末年始のように毎年来る予定は、一度作った画面を残しておけば、翌年は日付を変えるだけで済みます。

画面の中を、変える場所と変えない場所に分ける

毎回ゼロから作らずに済ませるには、画面を2つに分けて考えます。施設名や案内図のようにずっと変えない場所と、お知らせや季節の写真のように定期的に変える場所です。

変える場所の数を絞るほど、続けやすくなります。最初は1か所だけにして、回るようになってから増やすのが確実です。

載せる写真の縦横の比率や、文字のいちばん小さい大きさも、型の中で決めておきます。人によって作り方が違うと、画面ごとに見え方がばらつき、直す手間が増えます。

夕暮れの中層マンションの外観

止まっていることに、早く気づく仕組み

中身が古くなっても、毎日見ている人はなかなか気づきません。お知らせごとに載せるのを終える日を決めておき、その日を過ぎたものが残っていないかを確かめるだけでも、止まっている状態に早く気づけます。

差し替えを外に頼む場合でも、載せる内容を最後に誰が認めるのかは社内で決めておいてください。認める人が決まっていないと、作った画面が載らないまま止まります。

画面の明るさや置き場所の決め方は、コラム「屋外ビジョンの明るさは、どう決めるのか」で書いています。サイネージに限らず、施設の仕事をデジタルに移すときの順番は「施設のDXは、どこから手を付けると失敗しないか」でまとめています。

社内に置けないときは、外に出す方法があります

当社は、表示する内容の企画・制作・差し替えまでお引き受けしています。社内に担当者を置かずに続けられます。

設置だけをして引き渡す形にすると、上のとおり止まります。続けるところまでを含めてご相談ください。

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