イベント警備のご相談で、最初にお聞きするのは来場予定人数です。ただ、人数だけでは配置が決まりません。人がどこに溜まるかが分からないからです。
1. 入口と出口を分けるかどうか
同じ扉を入口と出口の両方に使うと、開演前と終演後の両方で人がぶつかります。分けられるなら分けたほうが、必要な人数も減ります。
2. 開場時刻と、その前に人が並び始める時刻
警備が必要になるのは開場の瞬間ではありません。列ができ始めた時点からです。前日から並ぶ可能性があるイベントでは、そこも含めて考えます。
並ぶ場所を決めていない場合は、先に決めてください。決めていない列は、建物の周りを勝手に伸びていきます。

3. 車で来る人がどれくらいいるか
駐車場が足りないイベントでは、会場の中より周りの道路のほうが危険になります。満車になったあと、どこへ案内するかを先に決めておくと、当日の判断が要らなくなります。
4. 荷物の搬入・搬出の時間
来場者が歩いている時間帯にトラックが動くと、その場所には必ず人を立てる必要があります。搬入を開場前に終わらせられるなら、当日の人数は減らせます。
5. 何かあったとき、誰が決めるか
雨で中止にするか、列を切るか、入場を止めるか。その場で決められる人を1人決めておいてください。
警備は状況をお伝えしますが、イベントを止める判断は主催者のものです。連絡先が当日不通だと、判断が止まります。

配置図に、書き込んでおきたいもの
- 入口と出口、列を並ばせる場所
- 本部(判断する人がいる場所)と、救護の場所
- 迷子や落とし物を受け付ける場所
- 車いすやベビーカーで通れる道筋
- 救急車や消防車が入ってくる道と、止める場所
- トイレと、その前にできる列
会場の図面にこれらを1枚で書き込んでおくと、警備の配置はその図の上で決められます。手書きの図でも十分です。同じ図を出店者やスタッフにも配っておくと、当日の問い合わせが減ります。
とくに緊急車両の入る道は、人の列や出店でふさがれやすい場所です。ここを空けておくために人を立てることもあります。
警察や消防への相談が要る場合がある
道路を使うイベントや、人が大勢集まるイベントでは、警察署への相談や道路使用許可が必要になることがあります。火を使う出店があれば、消防への届け出が必要になる場合もあります。
どこまで必要かは、イベントの規模と場所、内容によって変わります。会場の管理者や、所管の警察署・消防署に早めに確かめておくと、配置もその条件に合わせて組めます。手続きの細かい点は変わることがあるので、最新は各窓口で確認してください。
警備の配置は、こうした許可や届け出の条件を満たす形で組みます。条件が分かった時点で共有していただくと、配置のやり直しを減らせます。
北海道の屋外イベントは、季節の備えも配置に入る
夏は、列に並ぶ時間が長いと体調を崩す方が出ます。日陰や休める場所、水を飲める場所を決めておくと、警備員はそこへ案内できます。
雨の予報が出たときの判断(予定どおり行う・中止する・時間を短くする)も、前日までに主催者の側で基準を決めておくと、警備の人数を保つか減らすかの連絡が早くなります。
冬や春先は、足元の凍結です。入口や列の場所が、日陰で凍りやすい位置にないかを先に見ておき、必要なら砂をまく、場所を変えるといった手当てをします。会場まわりの駐車場の扱いは、コラム「駐車場の警備は、実際に何をしているのか」も参考にしてください。

決まっていなくても、ご相談ください
上の5つが全部決まってからでなくて構いません。「こういうイベントをやりたい」の段階でお話しいただければ、決めるべきことのほうをこちらから並べます。
当社は北海道公安委員会の認定(第10001029号)を受けた警備業者です。現地確認とお見積りは無料です。











